2010年11月12日金曜日

猿に挑戦!

果実酒の起源「猿酒」造り(密造!?)にトライしてみました。

猿酒:猿が岩の窪みなどに蓄えておいた果物に雨や露が混じり、自然発酵したお酒。

私は英知を持った人間ですので、非常に簡単な方法でトライしました。
準備した材料は以下。

・100%ジュース
・ドライイースト(カメリア)
・ペットボトル(500ml)
・グラニュー糖

今回はグレープジュースとアップルジュースを購入。
とりあえずアップルから実験。
ペットボトルはコーラなどの炭酸用が発酵によるガス圧によく耐えてくれるので◎。
果汁の糖分だけでは発酵も知れているので、グラニュー糖を50gだけ投下。
よく混ぜてイースト菌の活性に理想な環境、約27℃まで「ぬる~く」してからカメリア5g(適当)投入。

10分も待たないうちに発酵が始まり、グラスに注いだスパークリングワインのような状態に!
温度を維持するために温かい場所に移動。
ガスが抜けるよう(破裂しちゃうからね)キャップをゆるめ待つこと2日。

発酵はどうやら終わってしまった模様。
香りを嗅いでみると、なんとも芳しい腐った卵のような悪臭!!キタ━━━(゜∀゜;)━━━!!
少々動揺しながらも、澱を下げるために冷蔵庫にてこれまた2日保管。

ほぼ澱は下がり、"ささにごり"の状態に。
恐る恐る臭いを嗅いでみると、相も変わらず腐った卵のような悪臭!!
およそ胃の中に入れてよいものだとは思えない液体が完成orz

カミさんに少し飲んでもらおうと思ったが、「ムリ。」とのことなので、(当然だよね!)
私が試飲することに(当然だよね!)

しかし、いくら臭くても食べてみると美味いものは世の中にいくつも存在する。
そう思えば得意のポジティブシンキングが込み上げてくる。

一口飲んでみる・・・。



























・・・やっぱ腐ってました♪

吐いてよく口を洗いましたが暫くは違和感が残りました。
ということで、初めての酒の密造は「未遂」に終わりました。

日本は免許を持たない者が酒を造ってはいけない変わった先進国です。
お勧めはしませんが、もし挑戦するならばしっかりと事前に情報を仕入れてからにしましょう。


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